こんにちは、トッティです。
前回のブログで、私が心療内科を受診するまでの経緯についてお話しをさせてもらいました。
ですので今回は自律神経失調症と診断された後の話しをしていこうと思います。
はじめに言ってしまいますが、診断されてからが本当にしんどかったです。何がしんどかったって、ぶっちゃけ悪い言い方かもしれませんが、
「自分が精神疾患になってしまった。」
という事実を受け容れる事がなかなか出来ませんでした。さらに家族や職場に話しをしなければいけない事が、物凄くストレスでした。
しかし、隠したり黙っている訳にもいかないわけですよ。意を決して職場の上司に電話しをした時は、「はっ?なんでそうなったの?」ってため息混じりで言われましたし。
でも心の中では
「なんでって聞かれたって分かるか。」
とか、
「オマエらへのストレスに決まってるだろ。」
とか思いましたよ。でも、口から出た言葉は
「なんででしょうかね。」ですって。
妻に話しをした時は、もっと辛かったです。泣かれてしまい
「これからどうするのよ?」と責められる始末。
要は離婚も考えるしかないとの遠回しの表現ですね。
少し話し合いを持ち、なんとか離婚は回避出来ましたが、ここで離婚していたら私は終わっていたでしょうね。
翌朝、いつものように仕事へ向かうのですが、途中で吐き気が酷くて運転が無理な状況になってしまいました。
コンビニの駐車場で休憩をしていても、良くなる気配はいっこうにありませんでした。
結局この日は会社へ行けず、電話で事情を説明して帰宅しました。
帰宅する時もそこのコンビニから自宅までは10分と掛からない距離なのですが、休みながら1時間掛けて帰宅しました。
しかし不思議なものですよね。
帰宅すると吐き気は嘘のように無くなってしまったんですよ。
いかに会社の存在がが、私にとってストレスだったのかって感じですよね。そして、この日から私は会社へ行けなくなってしまったのでした。
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翌日私は仕事を休みました。休んだと言うよりも、
会社に行く事に対して心と身体が拒絶していると言った方が正しいと思います。
では、会社を休んで何をしていたかと思いますよね?
な〜んにもしていません。
と言うよりは、何にも出来なかったんです。
頭はぼぉーっとして、体はド緊張状態。呼吸は苦しく、心拍も異常に早い。
焦りまくって考える事と言ったら「ヤバい、どうしよう。」とそんな事ばかり。
泣きそうだし、意識して深呼吸をしないと苦しくて仕方がない。
食欲もなくなりました。最初の1週間は、まったく食べ物が喉を通りませんでした。
妻に心配され、そうめんを1本だけ食べた時は、「オェー」と戻してしまいました。
たったの1本だけでですよ。
体重も5kgは落ちてしまいましたね。少し良くなった今となっては、良いダイエットになったなんて冗談も言えますね。
でも、当時はそんな余裕もなく、焦りに焦りまくっていました。やれる事と言ったら、
ソファーに座るかベッドに横になって、ただひたすら呼吸を落ち着かせたり、目を閉じて焦りを落ち着かせる事くらいだったと思います。
そして心の中で「大丈夫、落ち着いて。」と呪文のように繰り返していました。
最初の1週間は地獄の苦しみでしたが、それを過ぎると若干落ち着きを取り戻しました。
でも、そうなってくるとただ休んでいる事に対して、家族への申し訳なさが湧いて出てきちゃったんですね。
ハイ、またやっちまったポイントです。
本当はただゆっくり休む事がとても大切な事だったのに、家族への申し訳なさから、毎日全ての家事を行うようになりました。
特に掃除は勝手に頑張りすぎて、毎日が大掃除のような状態でした。
あと時間が余ると転職サイトを見まくっていましたね。正直なところ、もう会社には戻りたくなかったからです。
そりゃそうですよね。どんなツラして会社に戻れば良いかが私にはわかりませんでしたし、そもそも会社のストレスの性でこうなった訳ですよ。そりゃもう会社の人間とも関わりたくないと思うようになるでしょ。
あとは自律神経失調症や自分の症状について調べまくりました。
ある時はネットで、またある時は市立図書館で、さらには本屋でひたすら立ち読みもしました。
何を調べたか、調べてどうしたかについてはまた別の機会にご紹介します。
ここまで3回にわたり、私が心療内科に掛かった経緯と、自律神経失調症になってからの苦しみについてお話ししてきました。
次回からは自律神経失調症になって症状を緩和する為に行った事や克服する為に読んだ本などを紹介していきたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。