どうも、トッティです。
自律神経失調症の症状のひとつには「うつ状態」というものがあり、うつ病とそっくりな心の症状が現れます。
「じゃあそれってうつ病なんじゃないの?」って思いますよね。でも違うんですよ。
自律神経失調症とは?
私もただいま絶賛闘病中の自律神経失調症。自律神経失調症とは、自律神経と言われる「交感神経」と「副交感神経」のバランスが崩れてしまい、いろんな心身の不調が現れる症状のことをを言うんです。
自律神経失調症http://www.jfpa.info/wh/questions/docter/index.php?aid=109www.jfpa.info
原因はもう何度もこのブログでも紹介してますが、ストレスやホルモンバランスの乱れなどですね。私は身体の症状がメインで現れて、吐き気や頭重感や息苦しさが本当にひどかったです。
以前、自律神経失調症についての記事を書きましたので、興味のある方はこちらからどうぞ。
うつ病とは?
うつ病とは、まだ仕組みや原因がはっきり解明されていなそうで、まだまだ分からないことの多い病気なんですって。
「なんだよっ、わかってないのかよ」なんて突っ込まないで下さい。それだけ難しい病気なんですよ。
でも、「うつ病になりやすい性格」だったり、「環境から受けるストレス」が関係してるって考えられているそうなんですよ。
また最新の研究では、脳内の神経情報を伝達する物質の量が減ってしまうなど、脳の機能に異常が生じていることも分かってきたとのことです。
つまり脳がエネルギー不足になってしまって、正常に働かくなってしまっているような状態と言えるでしょう。
ではうつ病にかかるとどうなるかというと、精神と身体に症状が現れます。気分が落ち込む、テンションが下がるなどの精神症状だけでなく、身体の調子も悪くなるのがうつ病の特徴だそうです。
また、1日の時間経過の中で症状が変化するのもうつ病の特徴なんですって。多くの場合は朝が最悪で、夕方にかけて調子良くなるそうです。
自律神経失調症http://www.jfpa.info/wh/questions/docter/index.php?aid=109www.jfpa.info
うつ病になると心がどんよりするなどの精神症状と、身体が疲れるなどの身体症状がありますが、まず、自他共にわかるサインや症状が現れます。
まずはこのサインが出たことに気付いて、しっかりと休養をとることは、うつ病を悪化させないために重要なんです。
こちらでは、そのサインをご紹介しますので、当てはまる人は早めに休養をとり、周りにこんな人がいると思った人は、早めに手を差しのべてあげて下さいね。
こんなにたくさんあるんですよ。しかも、ここに挙げたのは、ほんの一例ですよ。
さらにたちが悪いうつ病もあるんですけど、精神症状があまり出なく、身体症状だけが現れるタイプのうつ病もあるそうなんです。精神症状が出ないので、まさかうつ病とは思わないのでしょう。
まさに「羊の皮を被った狼」。精神症状が仮面をかぶっているという意味から、その名も「仮面うつ病」と呼ばれているんだそうです。
ここまで見てきましたが、私には自律神経失調症と同じように思えて仕方ないのですが。ではいったい何が違うのでしょうか。
自律神経失調症とうつ病の違い
まず自律神経失調症は正式な病名ではないんです。病名が付かないと患者さんが不安になるので、心身症状がある人に自律神経失調症ですよと暫定的に言っているんだそうです。
うつ病は代表的な精神疾患の一つです。まさに精神疾患の代表選手と言えるでしょう。
うつ病は、どちらかというとけっこう重症な精神疾患で、いろんな症状が出るんです。だからうつ病の症状には、自律神経失調症と同じ症状が出ることもあるんですって。
つまり自律神経失調症は、ストレスやホルモンバランスの乱れに伴う心身症状の暫定的な名前で、うつ病は正式な精神疾患の病名という事なんです。
最後に
今回の記事で、自律神経失調症とうつ病の違いがお解かり頂けたでしょうか。
確かに暫定的な診断名と、正式な病名との違いはありますが、どちらもつらいのに変わりはありません。
自律神経失調症になって、一番症状がきつかった時は、本気で生きることを諦めたら楽になるだろうと思った。
— トッティ@40代で自律神経失調症になった男 (@oHVZOUkckXCBWH2) 2019年1月8日
頭が重くて、息が苦しくて、否定的な事ばかりを考えてた。
今は落ち着いていて、あんなことを考えてた自分が恐ろしい。
うつ病になった人って、こんなに大変なんだと身を持つもて知った。
もし身近に同じような方がいたら、病名だけで判断せずに、その人の状態をしっかり見極めて寄り添ってあげて下さい。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。