トッティです。
前回の「不安症」のブログでも触れたパニック障害。今回はそのパニック障害について調べてみました。
パニック障害とは?
パニック障害は不安障害のひとつの側面で、パニック発作という特徴的な症状が出ます。原因不明のとてつもない不安に突然襲われて、過呼吸や激しい動悸に襲われるのです。
発作自体は長くても数十分で収まるんですが、「またこの発作に襲われるんじゃないか」という不安感や恐怖感を抱いてしまうと、この感覚がまたパニック発作を引き起こす原因になるんです。
ただ、パニック発作を起こすからって、それがパニック障害って訳ではないのでご注意を。
患者数でみると 、なんと女性が男性の3倍にもなり、20~30代の若い女性がかかりやすいようで、もともと不安や恐怖心が強い人がなりやすいようです。
パニック障害になるとどうなる?
パニックという言葉から連想するに、「テンパりまくって、何していいかわからない」みたいなイメージを持ちませんか。
パニック障害はさらにこれが酷くなって、胸はドキドキ、息は苦しい、めまいが酷いなどの症状が出て、「死ぬんじゃないか」と思ってしまうほどの考えに至ってしまうそうです。
私もこれと同じような発作の経験後ありますが、本当にしんどいです。
凄まじい動悸と息苦しさ、頭は重くなってきて変な汗が出てきたんです。さすがに死ぬまでは思いませんでしたが、かなりつらかった記憶があります。
どうしてこんなことになるかって言うと、脳内神経伝達物質の「セロトニン」と「ノルアドレナリン」のバランスが乱れることによって起こるそうです。
パニック障害の発作は大きくわけて3種類あります。「パニック発作」、「予期不安」、「広場恐怖」の3つです。パニック発作は上の方でも紹介しましたので、予期不安と広場恐怖について見てみましょう。
予期不安はパニック発作のせいで何の根拠もない、漠然とした不安を抱えるようになってしまうのです。そして広場恐怖は自分がパニック発作を起こした場所に対して恐怖心を持ってしまうようです。
この3種類の症状が負のヘビーローテーションすることで、パニック障害は酷くなっていくようです。
おそらく健全な人からすれば、「そんなことで不安に感じることないじゃん」って思うんでしょうが、当の本人からしたら死活問題ですよね。
パニック障害の治療
パニック障害の治療も不安症の治療と一緒で、精神療法と行動療法、それに服薬療法がメインになります。
服薬治療は、不安症のブログでも紹介した「セロトニン」に作用する薬をしようするようです。
精神療法と行動療法はパニック発作に対応する方法や、不安を感じる行動を克服する訓練をして、普通の生活ができるように治療していきます。
パニック障害って、どんな病気? | はじめよう!ヘルシーライフ | オムロン ヘルスケア
パニック障害は死に至る病気ではありません。正しく治療を行えば治る病気なんです。つらい症状に悩んでいる人は、一刻も早く医療機関を受信しましょう。
「パニック障害が治らないのですが」という人へのアドバイス 【精神科医・樺沢紫苑】悩み相談
最後に
死んでしまうかもしれないと思うほどの不安なんて、想像を絶するつらさだと思います。
私もストレスフルの時に、思わず子供を叩いてしまいました。その時のあの苦しさ、胃までも忘れられません。それが何度も訪れるなんて耐えられない苦しみで、目の前が真っ暗になっている事でしょう。
しかし、正しい治療をすれば治る病気でもありますので、苦しんでいるくらいなら専門のお医者さんに相談して、早く症状を克服してしまった方が楽じゃないですか。
くれぐれも調子がいいから薬を止めるとか、パニックになってドラマのように大量の薬を飲んでしま何てことはせずに、しっかりと決められた量を守って下さい。下手すると副作用に苦しめられちゃいますよ。
また、生活習慣やストレスの溜め過ぎにも注意です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。