どうも、トッティです。
忘年会のシーズンも終わり、お正月も終わり、新年会のシーズンがやって来ました。
この時期、お酒を飲む機会が増えますよね。私はお酒は飲めませんが、適度なお酒はストレス解消にも良いかと思います。
しかし、アルコールに頼りすぎてしまう「アルコール依存症」はとても危険ですよね。なので、今回はアルコール依存症について調べてみました。
アルコール依存症とは?
最近ですと、元ジャニーズの人気グループメンバーによる未成年者への淫行事件や、元モーニング娘の方が飲酒運転をした上に、信号無視でひき逃げをして、芸能界を引退されたのが記憶に新しいのではないでしょうか。
彼等も仕事の最中でも、お酒の臭いをさせていたと関係者の方が話していたのが印象に残っています。
まず、アルコールという物がどんなものかをしっかりと認識しておきましょう。
アルコールって実は依存性のある薬物なんですよ。
習慣としてお酒を飲んでいると、アルコール依存症になるリスクは誰にでもあるんです。
アルコール依存症とは「飲酒のコントロールが自分の意思で出来なくなってしまう」症状です。
- 飲んじゃいけない状況でも飲んでしまう
- 今日はほどほどにしようと思ったのにベロベロになるまで飲んでしまう
- 飲みすぎで体調を壊しているのに止めることが出来ない
こんな状態になってしまっている人は、アルコール依存症かもしれませんよ。
健康な生活を維持するためのお酒の適量は、成人男性でビールが500ml位何だそうです。
それと、この依存症には年齢、性別、意志の強さや性格は関係ありません。お酒を飲む人なら誰にでもなるリスクがあります。
最近は女性の社会進出も進み、女性がお酒を飲む機会が増えたました。それが原因で女性の依存症になる患者も増えているんだそうです。また、高齢者の依存症も介護の場面などでは問題になっているそうですよ。
アルコール依存症のメカニズム
アルコールが身体の中に常に入っていないと、手がふるえ、汗が出て、眠れなかったり幻覚を見たり、てんかんの発作などの禁断症状が起こるアルコール依存症。
では、どういったメカニズムで依存症が発症し、禁断症状が出るのでしょうか。
依存症のメカニズム
アルコール依存症になるメカニズムは、脳の報酬系と呼ばれる回路がキーマンになります。
楽しさ、心地よさ、気持ちよさなどの刺激は、脳に快感という報酬を与えます。でも、その快楽が強烈すぎて、その快楽を1度覚えた脳は、次から次へと新しい快感を追い求めてしまうそうです。
ギャンブルや薬物の依存症も同じメカニズムで、快楽を欲する脳の要求なんです。
こうして脳が「もっとあの快感が欲しい」と衝動的な気持ちが強くなり、依存症になってしまうそうです。文面だけ読むと、脳はちょっとドMで変態みたいな感じがしちゃいます。
そして、この依存症になってしまった「依存脳」は、
お酒のCMを観ただけでも、条件反射的にアルコールが欲しくて堪らなくなってしまうそうです。
こうなってしまうと「この状況を打開するためにお酒は控えるべきだ」とか、意志や理性のブレーキは完全崩壊状態です。
禁断症状のメカニズム
いったん依存症になってしまうと、
もっと怖いのは禁断症状ではないでしょうか。
私もなったことがないので良くはわかりませんが、身体が震えて、依存の対象が欲しくて我慢出来なくなるイメージです。では、今度は禁断症状のメカニズムについて調べました。
ずっと禁断症状だと思っていましたが、実は離脱症状と言うのですね。
離脱症状ヤバくないですか。
こんなことになったら、自分でなんとかしようと思っても無理ですよね。だから早めに専門医に相談して、治療を行った方が良いんですよ。
アルコール依存症の治療
アルコール依存症から抜け出すには「断酒」が絶対です。
しかし、先ほども紹介した離脱症状や、意志のブレーキが壊れてしまっているので、ひとりで止めようと思っても、それはとても難しいんです。
家族のサポートや、やはり専門の知識を持った医療機関での治療が必要になってきます。入院治療と外来で通院しながらの治療がありますが、ほとんどの方は入院されるそうです。
アルコール依存症の入院治療は、一般的にいくつかの治療ステップに分けられるそうです。
このように一度依存症になってしまうと、一生かけて治療を行わなくてはいけなくなるかもしれませんよ。
最後に
適量のお酒は人間関係を円滑にしてくれたり、リラックスもできてストレスの解消にも効果がありますね。しかし、度が過ぎると身体を壊したり、最悪の場合は依存症になってしまいます。昔から「酒は百薬の長」なんて言いますが、飲み過ぎると「万病のもと」になってしまうのです。
ちょうどお酒のシーズンです。悪酔いするほど飲んで、気が大きくなって問題を起こしたり、急性のアル中になって救急車に運ばれたりと、飲み方次第でお酒は悪者になってしまいますが、悪いのはお酒じゃなくて飲む人の方ですよ。
お酒を飲む方は、もう1度、お酒との付き合い方を考えてみて下さい。酒は飲んでも飲まれるなですよ。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。