トッティです。
誰にでも気持ちが乗らないなって時はあると思います。もちろん一時的なものなら問題ありません。でも、これが長続きしちゃうと危険なんです。
もしかしたら無気力症になってるかもしれませんよ。今回は「無気力症」について調べてみました。
無気力症とは?
無気力症なんて言葉を始めて聞く人もいらっしゃると思います。
例えばいつも通る道に、必ず吠えまくる犬がいたとしましょう。毎日家の前を通る度に「ワンワン、キャンキャン」、いつもうるさいなぁって思っていました。
ところが、ある日を境にまったく吠えなくなってしまいました。その家の前を通る度に「どうしたのかな、最近やる気がないな」なんて思いますよね。無気力症はそんな感じてす。
無気力症とは「アパシー」とも言って、
モチベーションが上がらない状態がずっと続いてしまう症状なんです。
いわゆる「五月病」なんかもこれになります。
アパシーってなんだか可愛らしい名前に騙されちゃいけません。アパシーとは英語で、心が動かされるような刺激的な出来事に、まったく関心が沸かなくなっちゃうことを言うんです。「アトピー性皮膚炎」の親戚じゃないのでご注意を。(くだらないこと言ってスミマセン)
周りで起きる出来事や、自分自身の身の回りのことでさえも、「無気力、無関心」になってしまう状態を指します。
まさにもぬけの殻ですね。廃人とも言えそうです。
このアパシーこと無気力症は、うつ病や認知症の症状としても現れるそうです。そして厄介なことに、単体で症状が出た時でも「うつ病」と間違われることが多いそうです。
物事に対して無関心になるところがうつ病と似ているようです。でもうつ病と違うのは、無気力症はテンションは下がっても、上がることはないんですよ。常にフラットな「無」の状態になってしまうようです。
しかもうつ病の人と違って、焦りを感じたり、不安になったりしないんです。だって無なんですもん。だから病院にかかったり、自分で症状をなんとかしようなんてことをしないんです。
逆にたちが悪いですね。
無気力症になっちゃったら?
「最近やる気がないなぁ」とか「テンション上がんないなぁ」なんて思うことはないですか。もちろん誰にでもそういう時期はありますよね。でも、それがずっと続くようなら黄色信号です。
無気力症に関わらず、どんな精神疾患やストレス性の心身症でもそうなんですが、まずは自分の状態に気付いてあげることが重要なんてすよ。
気付くためには、無気力症にはどんな特徴があるのかを知っておいた方が良いですね。
こんなサインが出ていたら、それはあなたが無気力症になってる可能性がありますよ。無気力症はだいたい、ストレスからの逃れたい反応で、心がスランプに陥ってるんです。
だから一度ご自分の生活を見直してみて下さいね。
このような症状は、要はストレスからのの攻撃によるダメージを防ぐための、心の防御反応なんだそうですよ。
自然なことなんです。だからこそ、誰にでもなり得るので注意が必要です。
無気力症にならないために
ここまで読んで頂ければ、この症状になりたくないと思ってもらえたはずです。だから、やっぱり予防することが大切なんですよ。
こちらも一般的なストレス性の心身症と同じように、ストレスを溜めないこと、あとは生活習慣を見直すことで、発症を予防することが出来ると言えるでしょうね。
私のブログでも度々ご紹介しているので、見飽きた方は飛ばして下さいね。
- 自分なりのストレス解消法を作っておく
- 生活習慣の改善
- ハーブティーを飲んだり、アロマオイルの香りを楽しむ
- ゆっくりお風呂に入る
- 適度な運動やストレッチをする
- 好きな音楽を楽しむ
- 疲れた時は、無理をせずにゆっくり休む
などなど、
これまでも何度となく紹介してきたありきたりな、しかしそれだけ効果的な方法なんですよ。
ストレスをうまく発散して、心も身体も健康に過ごしましょうね。
最後に
初めて「無気力症」って名前を知った時に、名前が良くないなって思いました。
だって他のストレス性の疾患は、ちゃんとした名前があるのに、無気力症ってなんとなくやる気がないだけみたいに感じました。
でも調べてみると、名前以上に厄介でたちの悪い症状だと感じました。
何をやってもつまらなくて、そもそもやる気も起きなくて、なんてことになったら、生きていても楽しくなくなっちゃいますよね。
そんな人生はゴメンです。
やはり気力もやる気も充実した人生を送って、楽しく歳を重ねられるのが理想です。無気力に年月が過ぎていくだけなんて人生を送らないためにも、ストレスを溜めないようにしましょうね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。