トッティです。
まぶたのけいれんと聞いて、どんなに症状を連想しますか。私は「まぶたがピクピク動く」ような症状を連想しました。
でも、本態性眼瞼痙攣(ほんのうせいがんけんけいれん)はそれとは違って、まばたきを自分の意思でコントロール出来なくなってしまうそうです。
今回は、本態性眼瞼痙攣について調べてみました。
本態性眼瞼痙攣とは?
一般的にまぶたのけいれんと聞くと「まぶたがピクピク動く」けいれんを想像すると思います。でも、この本能性眼瞼痙攣は、目の周りの筋肉が過度に働きすぎてしまって、目が勝手に閉じてしまう病気なんだそうです。
つまり、まばたきを自分でコントロール出来なくなってしまうんです。
勝手に目が閉じちゃうってヤバくないですか。自分が知らないうちに「勝手に目が閉じてるぅ」ってなるんでしょ。歩いてたり、自転車や車を運転している最中だったら危ないですよ。思ってたよりも意外と厄介そうです。
眼瞼痙攣は原因のタイプから3タイプに分けられるそうです。本能性眼瞼痙攣はそのうちのひとつなんですよ。
しかも、この本能性は原因が不明なんですが、おそらく脳内の運動抑制システムの機能障害と考えられているみたいです。
もう、原因がわからないとかやめて欲しいですよね。「いったい何なん」って不安になっちゃいますよ。
初期症状はドライアイと似ているそうで、ドライアイと誤診されることもあるようです。
でも、目の周りのけいれんなんてストレスと関係なさそうだと思いませんか。しかし、これがちょっとだけ絡んでくるんですよ。原因としてはその他にも脳血管疾患、ドライアイ、疲れなんかが影響しているそうなんですが。
それでなんでストレスが絡んでくるかと言うと、
ストレスが直接の原因の他にも、安定剤、睡眠剤、抗精神病薬が原因になることもあるそうなんです。
だからストレスも無関係ではないんです。でも、病気を治すために薬を飲んでるのに、それが原因で悪くなるって言われたら、一体どうすりゃいいのって話しですよね。
本能性眼瞼痙攣の症状は?
眼瞼痙攣は勝手に目が閉じてしまうことは紹介しましたが、その他にはこんな症状があるようです。
「目がうっとうしい」って表現が曖昧で、どんな症状か分かりづらいのは私だけでしょうか。
自覚症状としては、目が勝手に閉じることよりも「まぶしい」、「目が乾く」、「目を開けるのがつらい」といった症状が多く自覚できるみたいですね。
本能性眼瞼痙攣の診断
もしあなたが「自分って眼瞼痙攣かな」って思って眼科を受診したとします。では実際にお医者さんに眼瞼痙攣と診断されるのは、どんな検査をするのかを調べてみました。
なんと、お医者さんの指示に従って、何通りかのまばたきをするだけで診断できちゃうらしいです。
なんて簡単な検査なんでしょう。その他にも患者さんの自覚症状や、側頭部を抑えると目が開けやすくなる、さらには眉毛が下を向いているなんてことも診断参考になるそうですよ。ただ、もともと眉毛が下向きの人はどうすれば良いのでしょうか。
本能性眼瞼痙攣の治療
原因が明らかではない眼瞼痙攣ですが、原因も分からないのにどうやって治療をするんでしょうね。
最初にも書きましたが、精神疾患の薬が原因になっている場合もあるんですよ。なので薬の量を調整することがあるんです。その他にだと、ボツリヌス毒素注射ってのが症状の緩和に一定の効果があるようですね。
目の周りに注射を刺すって聞いただけで、身体が震えてしまうのは私だけでしょうか。でも、つらい症状に悩んでる人は、そんなこと言ってられませんもんね。
この他にも手術による治療法もあるようです。
しかし再発することもかなりあるようです。
せっかく手術したのに再発はキツイですよね。手術される人は、その辺を十分理解した上で受けましょうね。
最後に
今回は視点を変えて、直接ストレスによる症状ではなく、ストレス疾患の治療薬が原因になる症状のことを書いてみました。
まさかストレス疾患を治療してるつもりが、こんな症状の原因になってしまうことがあるのはつらいことです。だからこそこの症状のことを知って欲しかったのです。
もし精神疾患の治療中に、ドライアイのような症状が出たり、目が開かなくなってしまったら、早めに眼科にかかって調べてみて下さいね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。