トッティです。
この時期、乾燥して肌がかゆくなるヒトって結構いるんじゃないでしょうか。かゆいのってどうにも我慢出来ないんですよね。
かゆくなると言えば、肌に出来る発疹もかゆいです。特に蕁麻疹(じんましん)なんかは、その代表選手と言っても過言じゃないでしょう。実はそのじんましんがストレスで出るって知ってましたか。
今回はそんなに蕁麻疹について調べてみました。
蕁麻疹とストレスの関係
蕁麻疹って聞くと「なんか変なもの食べちゃったかな」って思うように、食べ物が原因と思っている人は多いと思います。
しかし、実はストレスが原因になる場合もあるんですよ。私が今の会社に入社したての約12年前、原因不明の蕁麻疹で、皮膚科に半年くらいお世話になりました。
皮膚科の先生いわく
「蕁麻疹の7割は原因不明」
とのことでした。今になって思えば、入社した当時からストレスを感じてたんでしょうね。
あと、私の叔母が「寒冷蕁麻疹」ってやつだそうで、寒くなると蕁麻疹が出るんだそうです。暑さ寒さもストレスの一種ですからね。
うちの下の子は、今より小さかった頃は体調が悪くなると蕁麻疹が出ていました。細菌やウィルス感染もストレスですからね。
このように、
心と身体のストレスは蕁麻疹にも影響を与えているんです。
特に食べ物を食べたて出るような一時的なものじゃなく、毎日出るような慢性的な蕁麻疹はストレスの影響が大きいようです。
例えば転職をしたり、結婚をしたりで自分の環境に変化があったのを境に蕁麻疹が出るようになることもあるようですね。
蕁麻疹には症状が出る期間によって「急性蕁麻疹」と「慢性蕁麻疹」の2種類に分類されるようです。診断の分かれ目は1ヶ月以内で治ったか、治らなかったかみたいです。
蕁麻疹が出るメカニズム
先ほどストレスや食べ物が原因になると書きましたが、その他にも薬やなんかの影響もあるようなんです。
このような刺激を受けた身体は、
皮膚の下にある蕁麻疹の素の「ヒスタミン」って物質を放出するそうです。
このヒスタミンってやつが悪さをして、蕁麻疹の症状となる「かゆみ」や「ブツブツ」や「ミミズ腫れ」を発生させるんだそうです。
私の蕁麻疹は、夕方から夜にかけてひどくなって、朝方から消えていくタイプでした。あと、お風呂で温まるとかゆみがひどくなってしまうんですよ。身体を洗うザラザラタオルでどれだけ強く擦りたかったことか。
お風呂に入ると身体が温まり血流が良くなるので 、ヒスタミンがドンドン血管の外へ漏れ出しちゃうんでしょうね。
蕁麻疹が出てしまったら
蕁麻疹が出ると、かゆくて仕方ありません。でも、かきむしると良くないし、爪でバッテン作ってみたり(わかるかな?)。このかゆみだけは何とかしたいんです。
蕁麻疹の症状を抑えるには、ヒスタミンってやつの働きを抑えればいいんです。
なので基本的には投薬による治療になる訳です。抗ヒスタミン薬というお薬を飲むことで不快な症状が鎮まるんですよ。
蕁麻疹が出てしまったら迷わず皮膚科を受診して、お薬を処方してもらいましょう。市販のお薬もあるんでしょうが、自分じゃ蕁麻疹の原因がアレルギーによるものか、ストレスによるものかが判断出来ませんよね。
それに蕁麻疹のお薬は、結構副作用も出るようじゃないですか。
なのでしっかりとお医者さんに診断してもらって、処方箋を出してもらった方が安心だと思います。
最後に
こんな皮膚科の領域にまで影響を及ぼすストレス。それで皮膚科を受診しても「7割は原因不明です」なんて言われたらテンションが下がっちゃいませんか。
もしあなたがストレスを抱えていて蕁麻疹が出てしまう時は、他のストレス性疾患と同じように、ストレスを発散したり生活リズムを整えても緩和されることもあるようですので、こちらはぜひとも行ってみて下さい。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。